水木しげるが描く妖怪画と名言…未来を予言したアマビエも。そもそも妖怪って何?【日曜劇場】

アーティスト

こんにちは、keiです(=゚ω゚)ノ

漫画家で有名な水木しげるさんの生誕100周年を記念して、
7日放送の『日曜劇場』で特集されます。

今回は漫画家ではなく、もう一つの顔である妖怪画の紹介されるようです。

水木さんが描いてきたことによって、現代でもメジャーになっている妖怪。

私も鳥取県にある『水木しげるロード』に訪れたことがあります。

水木さん愛に溢れるとても素敵なところでした(*´-`)

ふと思う、

そもそも妖怪ってなんなのか?

今回はその原点を改めて調べてみようと思いました。

プロフィール

引用元:鳥取県website

水木 しげる(みずき しげる)さん

本名:武良(むら) しげるさん

1922年3月8日大阪生まれ鳥取県育ち

2015年11月30日93歳、東京で死没

漫画家、妖怪画家、妖怪研究家、紙芝居作家として活動

『水木』のペンネームは紙芝居作家時代に、神戸の水木通りで経営していたアパート『水木荘』から。

戦争経験者

大正11年という戦前に生まれておられるので、
20歳の時に徴兵検査を受け、補充組員として編入するも、
人員不足により戦地へ赴きました。

戦争の激戦区としても知られるニューブリテン島のラバウルで最前線での戦争を経験されました。

玉砕命令が出たり、決死隊に組み込まれながら、奇跡的に生還を果たした水木さん

また左腕を失くされており、ご本人は意識朦朧で痛みはさほど感じなかったようですが、
麻酔無しの切断など、壮絶な経験をされてきました。

敗北による終戦を知らされた時、『生き延びた!』と思ったそうです。

愛国精神が強かった当時、敗北に落胆する声、
国の為に命を捧げず生き残った人に対するあたりはきつかった
というお話を聞きますが、

やはり、生きてこそですね。

こういったお話は本当に後世に語り継いでいかないといけないものだと思います。

改めて辛い経験を語り遺してくれた水木さんに感謝です。

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残された多くの名言

93年と言う人生の中で多くの名言を遺された水木さん

一部を紹介します。

好きなだけ眠らずして何が人間か!何が幸福か!仕事を減らしました。

soul brighten

現代社会に大きく伝えたいですね。

自分の好きなことをやる。そのために人は生まれてきたのだ

soul brighten

夢を早々に諦めてしまっている人、
多いと思います。

一度しかない人生、大事にしたいですね。

栄光や評価など求めず大好きなことに熱中する。それ自体が喜びであり幸せなんです。私の場合、それは漫画を描くことだった。その行為が金銭的に報われるほうがいいに決まっているが、結果の良し悪しには運が付きまとう

soul brighten

一生懸命好きなことして、
ついでに仕事にもなったらいいなーという
くらいの精神でいた方が、
気楽に人生歩めるというものですね。

そもそも妖怪とは?

そもそも妖怪とは

人間の理解を超える奇怪で異常な現象や、あるいはそれらを起こす、
不可思議な力を持つ非日常的、非科学的的な存在のこと 

引用元:Wikipedia

を指し、物の怪(もののけ)・妖(あやかし)・魔物(まもの)とも呼ばれるようです。

引用元:amazon

幽霊との違いは?

日本の怪談には絶対というほど登場する”幽霊”。

これは『死んだ人の霊や、成仏できなかった人の魂の姿』のことを指し、
この世に遺した未練や思いを解消してあげることで成仏します。

因縁のある人物の前に表れるといわれています。

一方、妖怪は怪奇で非現実的な現象のことを指し、
主に人間以外の動物や物から変化するものが多いため、
特定の場所に表れて、見境なく人を脅かすものと言われています。

病流行を予言した?

コロナ渦によって一躍有名になった妖怪『アマビエ

疫病を鎮めるとされる半人半漁の妖怪です。

妖怪研究家の水木さんも35年以上も前にアマビエを描かれています。

引用元:調布市

1846年に現在の熊本県の海中に毎夜光るものが出現するとのことで、
役人が現地に見に行くと、アマビエが表れて予言を残します。

『当年より6年の間は、諸国は豊作だが病も流行する。その時には
私の写しを早々人々に見せよ』

というお話が始まりで、江戸時代にうまれた妖怪。

多くの妖怪が生まれていて、埋もれる中、
昭和の時代に水木さんはアマビエの存在を
広く伝えてくれていたのかもしれませんね(*^^*)

まとめ

今回は水木しげるさんについてまとめてみました。

今はキャラクター化やポップに描かれることも増えて
馴染みある妖怪。

それはかつて昔の人々を脅かした存在でもあり、
その存在を広めてくれた水木しげるさん

現代においてその歴史はなくてはならないものですね。

ちゃんと引き継がれていきますように。

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