こんにちは、keiです(=゚ω゚)ノ
建築家の安藤忠雄さんが『日曜美術館』に出演されます。
御年81歳になられますが、現役で建築業界を牽引しているとにかくすごい人。
そんな安藤さんも壮絶な人生を歩まれてきているようです。
今回は安藤忠雄さんの気になることをまとめてみました。
プロフィール
安藤 忠雄(あんどう ただお)さん
1941年9月13日大阪府生まれの81歳
一級建築士
安藤忠雄建築研究所代表
東京大学特別栄誉教授
文化功労者
文化勲章受章
21世紀臨調特別顧問
東日本大震災復興構想会議議長代理
大阪府・大阪市特別顧問
と数々の役職も受け持っておられます。
安藤さんの建築の特徴は
コンクリートの打ちっぱなしという斬新なスタイルでありながら
その打ち方にこだわり、幾何学的な模様を作り出されています。
双子で元ボクサー
安藤さん実は双子なんだそうです。
双子の弟の北山孝雄さんも建築家、と思いきや、
デザイナー・商業コンサルタントなんだそうです。
そして元々はプロボクサー(O_O)
北山さんの影響を受けて、安藤さんもプロボクサーになられたそうです。
しかも高校2年生の時とあって1番ガッツがある時期でしたが、
才能に限界を感じ、諦められたそうです。
周りの社会人に比べて、給与(ファイトマネー)の羽振りが良かったため、
家庭を支えるために、1年半の過酷なボクシング生活を過ごされていたようです。
きっかけは長屋の改装
建築家の道を歩むことを決められたのは自身の住む長屋を2階付きに改装したことでした。
一生懸命働く大工さんに魅力を感じられたそうです。
近所の若い大工さんが一心不乱に働いていたんです。昼飯もろくに食べずにね。
引用元:GOETHE
これは何かすごく面白い仕事なんじゃないかって思った。
それがずっと心のどこかに残ってたんですね。
今の時代にこういった考えを持つ若い人は少ないかもしれませんね。
時代を感じる...と言えば聞こえはよくありませんが、
安藤さんのような方々が建築業界を支えているんですよね。
経済的にも学識的にも大学へ行くことが難しかった安藤さんは
なんと独学で建築について学ばれます。
海外旅行が解禁になれば、海外で本物の建築を見て学び、
建築学校で使用される教科書を
短時間で読破されるなど、とてつもない努力を重ねられました。
失くした5臓とは?
安藤さんは2009年にがんが十二指腸で見つかり、
手術で十二指腸・胆嚢・胆管を摘出されています。
さらに2014年にはがんが再発し、膵臓と脾臓を
全摘出する手術を受けておられます。
現在5臓がない状態の安藤さんですが、
最先端で元気にお仕事をされている姿は、
医師をも驚かせたと言います。
そもそも5臓を失ってもヒトって生きていられるんですね( ゚Д゚)
それでも前と同じような生活ができるわけではないようです。
- 感染症への免疫力を助ける脾臓
- 脂肪の消化を助ける胆汁を溜めている胆嚢やそれに繋がる胆管
- 胃と小腸をつなぐ十二指腸
- 食物の消化吸収を助ける膵臓
無くなってもすぐに生命が脅かされるということはありませんが、
食生活や、体内で行えなくなったことを外から補うなど、
それなりに生活を変化させないといけません。
これだけ臓器を摘出しておいて、生きてこそすれ、
元気でいることの方が珍しいあたり、
安藤さんの生命の強さを感じますね(`・ω・´)
美術館で作品に触れる
安藤さんの活動や、建築要素が凝縮された空間が
岡山市の『ベネッセアートサイト直島』にあります。
ANDO MUSEUM
安藤建築の代名詞でもある打ちっぱなしのコンクリートの空間が
直島に残る築約100年を超える木造民家の中に表れて
新しい風景を作り出してるようです。
また同じく直島にある地中美術館も
安藤さんの設計によるものなんだそうです。
建築と自然あふれる風景
私もいつかは一度訪れてみたいですね(*’ω’*)
まとめ
今回は建築家の安藤忠雄さんについてまとめてみました。
双子で元プロボクサーという入れの経歴持ち
住んでいた長屋の改装で建築の道に進まれることを決意し、
独学で学ばれました。
2度のがんに侵されましたが、5臓の全摘出を経て
逆に異常すぎるほど元気に仕事を続けていらっしゃいます。
岡山市直島の美術館を始め、多くの場所で
安藤さんの建築に触れることができるようです。
私はまだ20代。
あと60年たっても、安藤さんのように元気に
過ごせていたらいいな、と。
さらに自分の好きなことを続けられていたら
本当に幸せだなと思います。
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