こんにちは、keiです(=゚ω゚)ノ
3日の「日曜劇場」に今年5月に亡くなられた画家・松井守男さんが特集されます。
まずはご冥福をお祈りします。
コルシカ島を拠点に活動し″サムライ″の愛称で親しまれていた松井さん。
コルシカ島とは一体どんなところなのでしょうか?
また亡くなられて必ず残る″遺作″達
また、ピカソとの関係とは。
気になったので、今回は松井守男さんについて、
また遺作の在り方についてまとめてみました。
プロフィール
松井 守男(まつい もりお)さん
1942年7月25日愛知県生まれ
2022年5月30日に虚血性心疾患により東京都内で79歳で死去
7人兄弟の6番目で実家は貧しくあるものの、勉強や運動、さらに絵が上手かった為、
東京の武蔵野美術大学造形学部油絵科に進学。
大学を首席で卒業し、フランス行きの航空券を獲得し渡仏
20年間パリを拠点に活動
1987年に日本に帰国し、1997年のコルシカ島のフェッシュ美術館での
個展を機にコルシカ島に拠点をうつされました。
2003年にはレジオンドヌール勲章が与えられています。
【レジオンドヌール勲章とは?】
1802年に皇帝・ナポレオン1世によって制定された栄典。現在でもフランス最高位の勲章に位置付けられている。卓越した功績のあった軍人もしくは市民に褒賞として与えられるもの。
日本人がフランス最高位の勲章を授かるってすごいことですよね。
コルシカ島とは
個展を機に拠点としたコルシカ島
一体どんな場所なのでしょうか。
地中海にある山の多い島で地中海で最も美しい島として知られています。
ナポレオン生誕の地としても知られており、
フレンチとイタリアンが融合した料理、様々な文化が融合した建物など、
世界でも高い評価を受けています。
特産品としては
豚肉製品、ワイン、チーズ、柑橘類、オリーブオイル
フランス国内で初めてのユネスコ世界自然遺産になったポルト湾 自然保護区
火山活動によって形成された赤い岩礁が織り成すコルシカ随一の景勝地が有名です。
松井さんの遺作
松井さんの作品として最も有名だと思われるのが、
43歳の時の大作、「遺言」
【光の画家】と称賛された松井さん
絵に光があるという表現ができるのがとても素敵ですよね(*´-`)
直近の作品としては2018年の「光の森」
こういった光の作品を描かれるようになったのは
有名画家・ピカソの影響を受けているようです。
ピカソとの会話が素敵すぎる
大学卒業後、渡仏した松井さんですが、滞在の危機に面した時、
ピカソの友人である男性に出逢います。
その人に頼んで、ピカソとの対面を果たされました。
アトリエに入ってきた松井さんにピカソは
「私の絵をどう思う?」
松井さんは
「形も色もなく、光しか見えません」
というと、ピカソは頬を緩めて
「明日から来なさい」
と、松井さんのアトリエの出入りを許したのだといいます。
ピカソは生涯で一人も弟子を取らなかったと知られていますが、
唯一認めた画家が松井さんというとこですね。
絵画の購入は可能?
松井さんの絵画はどうやらオークション関係で出品されているようですが、
どんな作品が、いくらで売られているのか、ということはわかりませんでした。
どちらかというと、美術館等に展示されて
多くの人の目に留まるようにされているというものが多いようですね^ ^
まとめ
今回は「光の画家」松井守男さんについて調べてみました。
ご自身で、フランスでは随分頑張ってきたけど、日本では知名度はないに等しい、と
インタビューで話されていました。
もっと日本でも評価されるべき人だと思います。
こんなに輝かしい絵を描く人がもっと多くの日本の人の目に留まりますように。
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